ホテルアルプス

泉質:単純硫黄泉

この旅も大学時代からの友達との旅行。
年々私たちは秘湯に向かって突き進んでいる気がする・・・
今回の旅行も、大井川鉄道でSLに乗って、終点の千頭という駅からバスで2時間近く。山の尾根を二つ越えて漸くたどり着くような秘湯だった。勿論携帯は圏外。色んな意味で俗世間から離れられたような気もするが・・・
ここに関しては渓谷の緑の美しさや、山間の静けさがかなり印象に残っているがどうもお風呂に関しては覚えていない(^^;
散歩していた時にちょっとしたツアーと遭遇したが、そのガイドさんと暫く話したり、ツーリングで来ている人たちと近くの茶店(さてんというよりはちゃみせ)で話をしたり、人との出会いの多い旅立ったように思う。
また山間を散策し暫くすると綺麗な渓谷があり、見てると気持ちがいい。そこには向こう岸とをつなぐつり橋があって、常に8人まで(だったかな?)しかつり橋に乗ってはいけないという橋が・・・
流石に怖かったし、その橋を越えると後は向こう岸の山を一山越えないと道にたどり着けないし、山越えをしなければもう一度釣り橋を渡らないと戻れないと聞いて私たちは橋の上で「いかにも橋の上です」と言った写真を撮るだけで満足した。
ほんと橋の端から5メートルも行かないところまで人が来ない間に(橋を渡る人の妨げになるので)行って写真を撮ったんだけど、そこまで行っただけでもかなり怖かった覚えがある。
そこにたどり着くまでのなだらかな山道は足には結構きたけど、凄く静かで色んな事を忘れてしまいそうなくらい心地よかった。当然山間なので日が暮れかかってくると残暑厳しい9月上旬とは言えひんやりしたけど・・・
ここも温泉よりはあの綺麗なエメラルドグリーンの色をした渓谷と、そこにかかっているつり橋の記憶の方が強いなぁ〜