フリードリヒスバード

新婚旅行のページのバーデンバーデンでも多少書いていますが・・・
ここは私が大学時代の短期セミナーでマンハイム大学に行き、ルートビヒスハーフェンと言う街のとあるお宅にホームステイしている時に、同じくセミナーに参加していた友達(ステイ先はハイデルベルク)とマンハイム大学の休みを利用してバーデンバーデンを訪れた時に入ったお風呂。
勿論、このお風呂が水着の着用不可でタオルも持ち込み不可なのは出発前から知っていたし、日本でも、お風呂にタオルをつけるのはマナー違反でしょと思う二人だったので、なんとも思わなかったんだけど・・・
流石に入り口の曜日ごとの案内を見て、自分達の訪れた日が「gemisched」と書かれてあり、この言葉が何となく嫌な予感がする・・・と、二人して入り口でドイツ語の辞書を手に言葉の意味を調べたところ「混ざり合った」という日本語が出てきて、私達の予感的中。
そのまま入るか入らず帰るか迷う事30分。どうせ「混浴」とあれば、他の日本人はきっと入らないだろうし、ドイツ人の中だったら恥かしくても何とかなるさ♪旅の恥は掻き捨てだ〜と訳の分からない納得の仕方をして私たちは中へ・・・。
館内には熱め、温めのお風呂やらサウナ、ミストサウナ、水風呂などがあり、入る順序と入る時間が決められている。順番どおり入っていけば、最後にはタオルに包まれて休憩(昼寝?)する時間までもが設けられていると言うシステム。中でマッサージとかを受けるなら別途申し込みが必要なんだけど、それ以外は普通に代金を支払えばOK。
私たちも始めは恥かしかったんだけど、周りのドイツ人が皆恥かしがらずに堂々としているのを見ていると、恥かしがっている事自体が恥かしく思えてくるほどで、途中からは水風呂で仲良くなったドイツ人のおじさんと一緒に水風呂を泳いだりしながら温泉を満喫。
私たちの入り方だと本来の療養の意味はなさないけど、自分たちなりに楽しんだ気がします。