炭酸水素塩泉

掲示用新泉質名:炭酸水素塩泉
旧泉質名:①重炭酸土類泉
       ②重曹
新泉質名:①カルシウム(マグネシウム)-炭酸水素塩泉
       ②ナトリウム炭酸水素塩泉

温泉水1kg中に含有成分が1g以上あり、陰イオンの主成分が炭酸水素イオンのものを指している。陽イオンの主成分により、ナトリウム-炭酸水素塩泉やカルシウム-炭酸水素塩泉、マグネシウム-炭酸水素塩泉などに分類される。
皮膚の脂肪分や分泌物を洗い流す事で肌が滑らかになり、浴後清涼感があるため「美人の湯」と称されることが多い。
浴用効果はカルシウムイオンやマグネシウムイオンが溶存し、鎮静作用や炎症を抑える働きがある事からアレルギー性疾患や慢性皮膚病に効果があるとされ、飲用もあわせると痛風・糖尿病・肝臓病・胆石・慢性胆嚢炎・慢性消化器病にもよいとされている。飲用効果としては慢性胃腸病・尿酸結石・膀胱炎などに効果があるとされている。
但し、高血圧症・腎臓病の場合は重曹泉の飲用は避ける事。