単純温泉

掲示用新泉質名:単純温泉
旧泉質名:単純泉
新泉質名:単純温泉
       アルカリ性単純温泉

源泉温度が25℃以上で温泉水1kg中の遊離炭素・塩分・その他の固形成分が1g以下のものを指している。またpHが8.5以上のものをアルカリ性単純温泉と呼んでいる。
単純温泉と言っても含まれる成分が単一と言うのではなく、含まれる成分が薄い温泉を指しているため、湯が柔らかく身体に与える刺激も少ないため肌の弱い人や高齢者に向いている。特定の成分が規定値に達していないと言うだけで、無色なものもあれば、色のついたお湯もあり、硫黄臭のするものもある。炭酸イオンを含んでいるとつるつるの湯になり、有機物を含んでいると褐色になる。また石鹸の泡立ちがよく、湯あたりも少ないので長期療養に適している。
浴用効果は骨折・外傷後の治療・病後回復などが挙げられ、飲用効果は慢性胃腸病・慢性便秘・リュウマチ・腰痛など関節や筋肉障害・神経障害に効果があるとされている。