花乃荘

泉質:単純硫黄冷鉱泉

父が坂出赴任時代からお世話になっている治療院(整骨院)に私達も連れて行って貰うことに。
もともと私は肩こりだし、せーきさんもあちらこちらと痛いところがあったので、夏休みを利用して四国まで行き、どうせ香川まで行くなら温泉に行こうという事になって、近くだった塩江温泉に行こうと計画。
勿論祖母も一緒の3世代4人旅。今までの家族旅行は父・祖母・私の三人旅が主流だったけど、これからは四人。父は男性陣が増えた事をとても喜んでいた。
ここの露天風呂は男女別と貸しきり露天風呂がある。また湯底には徳島から運んできたという程よい大きさの丸みをおびた石が敷き詰められており、湯船の中を歩くにはちょっと不安定で怖いが、足とか腰とかにいい感じであたるように考案されているらしい。オーナーだったかそのご子息だかがお医者様で、いろいろ検討して徳島の石を選ばれたとか。
また2〜3メートルほどだけど男性用と女性用の露天風呂が離れている為か、ちょっとした山のところに作られているからか、女性用の露天風呂もかなり開放的で柵など何一つない。ただ、そのまま林に立ち入らないようにとのロープがところどころあるだけだったのでまた寄り一層開放的だった。お湯は適温で少しやわらかめだったように記憶している。
チェックインして一息ついてお風呂に入った時には一組のおばさんたちが入られていたんだけど、少々深めで、広々とした露天だったので窮屈に感じる事もなく・・・
食事を終えて夜また露天に向かったのだが、父と祖母は既にお休みモード。結局私とせーきさんだけで露天に
行く事に・・・。別々の露天に入るのもつまらないなぁと思いつつ、貸しきり露天に行くには男女別の露天よりも更に暗めの道を進まなければならなかったので、男女別露天で我慢。先に上がったほうが声をかけるという風に決めてお風呂に。
私の方は先に入られていた方がいらっしゃったが、すぐに内湯のある館内に戻られたので殆ど貸しきり状態。夜の露天を一人広々と独占できるのは嬉しいのだが・・・周りは林、私にはちょっと怖いものがあって結局さっさとあがってせーきさんのあがってくるのを待った。
一方せーきさんは何人か露天に入られていたようで話に花を咲かせていて・・・。両極端な夜の露天風呂になってしまった。
めちゃめちゃ景色が良い訳ではないが、湯底の石とお湯の温度がかなりあっていたので何故かまた入りたいと思えるお風呂だった。また治療院に連れて行ってもらうこともあると思うので、その時の定宿になればなぁと一人勝手に思っていたり(笑)
今度行った時は貸しきり露天風呂のほうにも行ってみたいなぁ〜♪