ホテル祖谷温泉

泉質:硫黄泉

ここも坂出拠点の時の立寄りの一つ。
といっても教育実習で一緒だった男の子が高知大にいたので、四国に行くなら彼にも会おうと言う事で決まったこの企画。
私と友達は坂出から電車とバスを乗り継ぎ祖谷温泉に行き、男の子は高知からマイカーを飛ばして祖谷温泉まで・・・
祖谷温泉で温泉上がりのほくほくな私たちと合流して、その後、鍾乳洞に行き、桂浜→高知駅と高知の旅を満喫。
鍾乳洞では地学を専攻していた彼がいっぱい説明してくれたので、めちゃめちゃ面白かったし、桂浜では丸い(?)水平線を見ることが出来たので凄く楽しかった♪
調子に乗って海辺のちょっと大きめの岩に登ってみたり・・・私もはしゃいでたなぁ〜
温泉そのものは専用ケーブルカーで降りる。ケーブルカーの操作は自分自身。
といっても「澄る」「下る」の二つしかボタンがないんだけど・・・
宿が占有しているケーブルカーなので宿泊客か立寄りで料金を支払った人以外は乗れない・・・
ケーブルカーはかなりの急斜面を降りる。この景色は極度の高所恐怖症の人にはあまり勧められないかも(笑)
ケーブルカーを降りて、納戸のような脱衣所で服を脱いで露天風呂へ。

ここの露天はかなりぬるめだ。渓谷のすぐ隣りにあるという立地も関係してるとは思うんだけど、真夏に行ったにも関わらず、始めは肩までつからないと寒い。
けど、景色を見ながら頭はひんやりとするので長時間入っても逆上せない・・・
っていうか、長時間はいらないと風邪引いちゃうかも。
ここの温泉には2時間とか入ると噂で聞いていたけれど、ある意味納得。また温泉そのものが白濁していて露天に入る際の石段が見えず、竹の手すりを持ってでないと足腰が丈夫でもちょっと怖いかも・・・
お湯自体はかなりやわらかく、時間が経つにつれてぽかぽかになってくる。ほっぺが赤くなってくるんだけど、渓谷を吹き抜ける風でひんやりしてコレがまた気持ちいい。

真夏の青空に緑が映えるし、渓谷の澄み切った流れをみながらの露天は凄く贅沢に感じるほど。
のんびり浸かっている間中、これが秋だったら紅葉がどんなに綺麗だろうとか新緑の季節ならどれだけすがすがしいだろう・・・と想像し、今回とは違う時節に行ってみたいという気持ちがどんどん湧いてくるような場所だった。
結局まだ一度しかいっていないけれど、機会があるなら今度は宿泊客としていってみたいと思う所。
そうそう、このケーブルカーの傍に渓谷に向かって用を足している小便小僧君がいるんですよ・・・あんな高い所から度胸あるよなぁ〜